②年齢階級別にみたジェネリック医薬品使用割合
ジェネリック医薬品の使用割合を年齢階級別にみると、どの年代でよくジェネリック医薬品が使われているかがわかります。
年齢階級別の影響度とあわせてみることで、特にどの年代がジェネリック医薬品に切り替えると使用割合の向上が期待できるか確認できます。
年齢階級別にみたジェネリック医薬品の使用割合について
和歌山県内では、0~4歳までの使用割合が81.7%と最も高く、国の目標(80%)を達成しています。
次いで、5~9歳の使用割合が高く全国平均を超えていますが、10歳を過ぎると全ての年代で全国平均を下回っています。
全国平均との差が最も大きいのは25~29歳で、-7.1ポイントの差があります。
年齢階級別にみた影響度について
各年代で、薬の使用量は異なります。年齢階級別にみた使用数量の構成割合は次のとおりで、割合が高いほど影響度が高いといえます。
次の図は、年齢階級ごとのジェネリック医薬品使用率への影響度を示しています。
影響度の高い年齢層がジェネリック医薬品を使用することで、全体の使用割合が大きく向上します。
45歳以上の方々は、他の年代に比べて薬剤の使用数量が多く、かつ、ジェネリック医薬品の使用割合が全国と比べて低いため、影響度が高くなっています。
ジェネリック医薬品の使用割合向上のためには、この年代の方々の切り替えが欠かせません。