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禁煙コラム第2回

 「タバコの害をご存知ですか?」

 

 保健グループ保健師の小河原です。

 今回は、「タバコの害」についてお話させていただきます。

 

 タバコには害があることは、多くの方がご存知だと思います。では「思いつく病名を挙げてください」と言われた時、どのくらいの病名を挙げることが出来るでしょうか?すぐに思い付く病名は、おそらく「肺がん」ではないでしょうか?

 しかし、タバコは「肺がん」以外にも全身にわたる様々な「がん」を引き起こします。また「がん」だけでなく、次のような様々な病気を引き起こします。

【がん】

 肺・口腔・鼻咽頭・副鼻腔・喉頭・食道・胃・すい臓・大腸・肝臓・腎臓・尿管・膀胱・子宮頸部・卵巣・急性骨髄性白血病

【呼吸器の病気】

 慢性閉塞性肺疾患(COPD)・肺炎

【循環器の病気】

 心疾患(心筋梗塞などの冠動脈疾患)・脳血管疾患(脳出血・脳梗塞)・腹部/胸部大動脈瘤・動脈硬化

【生殖】

 不妊・乳幼児突然死症候群(SIDS)・低体重出生児・妊娠合併症

【その他】

 糖尿病・メタボリックシンドローム・胃潰瘍・骨粗しょう症・白内障・加齢性黄斑変性症・手術結果不良/治癒不良・歯周病

 

 

 喫煙はメタボリックシンドロームとも関連していて、喫煙本数が多いほどメタボリックシンドロームの発症リスクが高まることが指摘されています。

 また、病気だけではなく、美容にも影響すると言われています。タバコを吸うと皮膚のハリが無くなり、目じり・口回りにしわが増えます。そのため実際の年齢よりも老けて見えると言われています。

 そして、以上のようなタバコの害は、吸っている本人だけではなく、タバコを吸っている人の周りの「タバコを吸っていない人」にも及んでくるのです。これを受動喫煙といいます。

 

 次回はこの「受動喫煙」についてお話させていただきたいと思います。

 

 

(全国健康保険協会 大阪支部 保健グループ)