「事業所まるごと健康宣言」優良取組事業所が決定しました!(第9回)
令和08年04月09日
協会けんぽ香川支部は、香川県と協働で、働き盛りの健康づくり支援事業『事業所まるごと健康宣言』を行っております。
このたび、令和7年8月末までに「事業所まるごと健康宣言」をされた874事業所の中で、事業所ぐるみで健康づくりに関する活動を特に積極的に取り組んだ事業所に対して、「香川県知事賞」及び「全国健康保険協会香川支部長賞」の表彰を実施しました。
表彰式
日時 : 令和8年3月10日(火) 16時30分~17時00分
場所 : 香川県庁本館21階 特別会議室
受賞事業所
香川県知事賞
事業所
株式会社 石井(坂出市)
評価された主な取組み
【従業員の生産性低下防止】
- 若年層から高齢層まで幅広い年代の従業員への、肩こり、腰痛等筋骨格系の症状や睡眠不足の改善、転倒防止等のため、月2回程度、外部のインストラクターに来社してもらい、勤務時間中に従業員全員を対象に体幹を鍛える運動や椅子等を使って腰痛・肩こり解消の運動などを実施した。また、帰宅後も運動できるように、いろいろなフィットネスコンテンツがある動画を共有し、運動する習慣を身につけた。
- 定期的に基礎体力、柔軟性を測定。前回と比べて改善していることを確認。社内全体に運動することや健康への意識が高まり、仕事中のケガ等の発生予防となりつつある。
事業所
小豆島ヘルシーランド株式会社(土庄町)
評価された主な取組み
【野菜摂取量測定器(ベジメーター)を使って野菜を食べる意識を高める】
- 毎年出前講座を行っているが、今年は小豆総合事務所を通して、ベジメータという測定器を借りて、1回目と2回目(約1か月後)で変化の推移を確認。2回目の確認で野菜の摂取量を増加させることを目的とした。
- 1回目実施する前に対象者(希望者)に対して内容告知、野菜を摂るよう呼びかけておいた。1回目、2回目両日参加できない者もいたが、1回目と2回目で測定し、どう変化するのか試してみるという体験型の講座とした。また、野菜の食べ方、栄養学を管理栄養士、保健師の話を聞いて学ぶことも出来た。
- 測定器の結果は、日本人の平均が300前後という数値に対し、弊社の社長は600超え、副社長も500近い数値を出している。従業員はだいたい200後半~400前後(平均的)、ただ1・2回目両方出席している人達は全員2回目の方が数値が伸びた。それだけ意識して、野菜を約1か月摂るよう意識できたという成果を得た。
事業所
ハマダヤ電機株式会社(高松市)
評価された主な取組
従業員の健康とメンタルヘルスを重視し、病気の早期発見と心のケア体制の強化を目的に次の取組を実施した。
【健康診断にがん検診オプションの追加】
- 健診時にがん検診を選択可能とし、費用の補助を行った。
- がん検診の受診率の増加につながった。
- がん検診の重要性を周知することができた。
【女性向け24時間電話相談を導入】
- 女性専用の24時間電話相談窓口を設置した。
- 電話相談の利用率向上につながった。
- 女性専用の相談により、安心感を提供することができた。
【メンタルカウンセリングを提供】
- ストレスチェック後、希望者に専門カウンセラーによる相談を実施した。
- 職場全体でメンタルヘルスの重要性に対する意識が醸成された。
全国健康保険協会香川支部長賞
事業所
株式会社川上板金工業所(仲多度郡琴平町)
評価された主な取組
【生活習慣病等の疾病の高リスク者に対する重症化予防】
- 毎朝の朝礼前に、まんのう工場にてラジオ体操を行った。かんぽ生命様をお招きし、正しいラジオ体操について学び実践することで、筋肉や体力の増進、健康促進、柔軟性の向上など全身の機能を高める様々な健康効果が期待でき、生活習慣病の予防や改善につなげた。
- 年に1回、弊社が主催するイベントに日ごろお世話になっている地域の方々や取引先の皆様、全国ラジオ体操連盟の指導員をお招きし、2024年には「1000人みんなのラジオ体操祭」、2025年には「1500人みんなのラジオ体操祭」を実施した。参加者全員がラジオ体操を行うことでたくさんの人にラジオ体操の重要性を伝えるだけでなく、社員や社員の家族の健康維持増進を目指している。
- メタボリックシンドロームと関係性のある毎日の歯磨きの重要性を伝えるため、香川県中讃保険福祉事務所が開催している出前講座を活用し、喫煙対策と歯磨きの重要性について学習を行った。更に新たな取組みとして、親子で身体を動かせるKパークを開設した
- 毎朝のラジオ体操を週1回以上実施している社員の割合が約71%以上となり、徐々にラジオ体操に参加している社員が増える傾向となった
- 2024年4月の健康診断の段階ではBMI25以上の社員が44%だったのに対して、 2025年4月の健康診断の段階で43%まで削減することに成功した。また、健康診断時の再検査を促された社員の割合も27%から20%まで削減することに成功した。
事業所
讃州電気工事株式会社(高松市)
評価された主な取組
【社員の食生活改善】
- 野菜嫌いや、一日に摂取する野菜の量が少ない社員が多く、野菜不足での体調不良や病気のリスクが高まることが懸念される為、多くの社員に新鮮な野菜を提供し生活習慣病の予防につなげることを目標として、職場菜園での野菜の栽培を行った。
- 社内のSNSで野菜の収穫状況を周知・声掛けをし、社員が自由に持って帰られるようにした
- 営業所、出張所の社員に会う際に、とれたての野菜を提供した。
- 食べたい野菜を社員に聞き取りし、植え替え時期に意見を反映した。
- 畑の面積を拡大し、野菜の収穫量を増やし収穫量が増えた結果、一人が持って帰れる量が増えたため、営業所、出張所の社員にもより多くの野菜を提供できた。収穫状況を周知する際にレシビサイトも掲載したので、どのように調理したかなど社員同士の会話が増えている。そのため、前年度よりいろいろな食べ方で野菜を摂取できるようになっている。
- 収穫した野菜を初めて社内で調理し、社員へ提供してみたところ、想像以上の反響でおかわりをする社員が多く見られ、確実に野菜を摂取できるようになってきている。コミュニケーシヨンを取れる場ともなった。
事業所
枝園建設株式会社(仲多度郡多度津町)
評価された主な取組
【従業員のメタボ対策】
- 健康診断より、個々にメタボ状況を管理した。
- 栄養士の指導を元に、バランスのとれた昼食を社員に提供し、腹8分でおさえ、お菓子など間食をしないように管理を行った。
- 社外からアスレティックトレーナーを招いて、体の仕組みの講習やメタボにならない為の運動を定期的に開催した。
- アスレティックトレーナーの指導の元、昼食後のウォーキングや適度な運動を積極的に実施するように声掛けをし、体形は変化なく現状のままとなったが、免疫向上につながりコロナ等の感染者が減少した。
事業所
ずゞや株式会社 (高松市)
評価された主な取組
【社内自動販売機の改善】
- 職場内にサントリーの自動販売機を設置し、無糖飲料や特定保健用食品(トクホ)飲料などの健康志向商品をラインナップ。さらに、サントリーが提供する健康増進アプリ「サントリープラス」を活用し、歩数イベントを定期的に実施することで、楽しみながら運動習慣を身につけられるよう支援し、従業員の健康促進を図った。
- 自動販売機の担当者に確認したところ、特定保健用食品(トクホ)飲料である「特茶」が最も多く販売されており、従業員の健康意識の高まりがうかがえた。歩数イベントでは、従業員が声を掛け合いながら参加する姿も見受けられるなど、社内のコミュニケーション促進にも寄与した。
- 自動販売機にカロリー表示を追加することで、従業員が自分の健康状態を意識しやすくした。
事業所
仁尾興産株式会社(三豊市)
評価された主な取組
【一部の高リスク者(生活習慣病等の疾病等)に対する重症化予防】
- 健康診断受診者のうち高リスク者に対し、受診勧奨の紙を配布し、会社が定めた期限内に医療機関を受診するよう促した。受診した従業員は、受診日と病院名を記入して総務に報告する仕組みを構築した。
- 期限までに報告がなかった従業員には産業医面談を実施し、受診を促すとともに健康リスクを把握した。また、総務と産業医が連携し、報告状況を一覧化して管理することで、対象者全員の進捗を可視化した。
- 高リスク者の受診率および報告率は前年より改善し、末受診者も産業医面談を通じてフォローできる体制が整備された。一方で、一部には受診の先送りや報告遅れが見られ、受診後の治療継続状況まで十分に把握できていない課題も明らかになった。それでも全体として、従業員の健康意識の向上と重症化予防への意識定着に一定の成果が見られた。
- 五十音順・敬称略
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