平成30年05月18日
データヘルス計画とは
医療保険の保険者は、医療費の支払いや健診事業の実施により、加入者の皆様の健康状態についてのデータを保有しております。
データヘルス計画は、加入者の皆様の健康増進のために、協会けんぽが保有する医療費や健診結果のデータを分析し、効果的・効率的な健康づくり事業を行うものです。
高知支部第2期データヘルス計画について
第2期データヘルス計画は、平成30年度から平成35年度までの6年間の取り組みとなります。計画策定にあたり健診結果データ及び医療費データを分析した結果、高知支部の特徴として以下のことがわかりました。
・男性の既往歴で脳血管疾患の割合が高い ・脳血管疾患の入院医療費が8.6%であり、全国平均6.9%より高い ・高血圧の服薬割合が全国より高い ・収縮期血圧、拡張期血圧の平均値は全国平均より低めだが、男女で上昇している ・運動習慣がない人の割合が高い ・女性の喫煙率が高い
このため、高知支部の第2期データヘルス計画は、「壮年期(40~64歳)の脳血管疾患の発症を減らす」を上位目標(10年以上経過後に達する目標)として計画を策定し、以下の事項について重点的に取り組んでまいります。
○生活習慣病予防健診・特定健診の推進
○特定保健指導の推進
○健康づくり事業の推進(各種教室[運動・血圧・健康学習]の開催など)
○健康経営(コラボヘルス)の推進(「高知家健康パスポート事業」とのコラボレーションなど)
○各種協議会へ参加や広報活動を通じた加入者への理解促進
高知支部においては、このデータヘルス計画にもとづき、加入者の皆様の健康増進に向けた取り組みを実施してまいります。高知支部の第2期データヘルス計画の概要は、こちら(PDF)をご覧ください。