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7月 アルコールと肝臓

気温の上昇とともに、ビールが美味しい季節がやって来ました。適量のお酒は、昔から百薬の長と言われ、善玉コレステロールを増やしたり、ストレス解消や人間関係の潤滑油、疲れを癒すなど良い効果があります。しかし飲み過ぎは体に悪影響を及ぼします。適量を心がけて、アルコールと上手にお付き合いしていきましょう。

お酒を飲むと、体内に入ったアルコールは約20%が胃、残りの80%が小腸で吸収され、血液によって全身に運ばれる途中に、肝臓で分解されます。アルコールを分解する酵素が多ければ、お酒に強いということです。この分解酵素は生まれつきの個人差があり、たくさん飲んで鍛えればお酒に強くなれるわけではありません。.

 

❖ お酒の1単位

アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコール量にして20gです。

ビール

中瓶1本

日本酒

1合

焼酎

0.6合

チュウハイ(7%)

350ml

ウイスキー

シングル2杯、ダブル1杯

ワイン

1/3本

   

 

 

 

 

 

体重60kgの人が1単位のお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールを分解するには3~4時間かかります。これには個人差があり、お酒に弱い体質の人はもっと長い時間がかかります。また、女性は男性に比べて体・肝臓の大きさが小さいため、適量も男性より少なめということになります。

 

 

 

●肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気の自覚症状があらわれにくいため、常習的に飲酒をしている人は、体に異常を感じなくても定期的に検査を受けるようにしましょう。

●空腹時にお酒を飲むと、アルコールが胃を素通りして小腸に流れ込むので、急速に吸収され、悪酔いの原因になります。食事やおつまみを食べながら飲むようにしましょう。

●油料理・塩分の多いおつまみは避け、タンパク質、カロリーの低い野菜などに変えることも有効です。

 

●できれば週に2日は休肝日をつくり、肝臓をいたわってあげましょう。