ページ上部です

8月 睡眠はとれていますか?

●よい睡眠とは?

 朝の目覚めがよいかどうかで、睡眠の質がわかります。

 その一方で睡眠時間は、一人ひとりの目安となります。なぜなら睡眠時間には、遺伝子レベルで個人差があり、短いタイプ(ショートスリーパー)と長いタイプ(ロングスリーパー)があるからです。むしろ、8時間眠らないとダメと思いこむことが睡眠不足への不安となり、不眠症を作ることにもなります。 

 何時間眠れたかよりも、朝の気持ちよい目覚めによって「よい睡眠」かどうかがわかるといえるでしょう。

 

●さて、どんな時に眠れないのでしょう。               

1.環境要因

 車の音やアパートの騒音、室温や湿度、寝具(枕の高さや布団の固さ、清潔さ)、照明など、日常の環境要因で眠れないことがよくあります。環境に慣れていくこともしばしば・・・情緒的に落ち着かないときは普段は気にならない環境に敏感になりがちですから、要注意です。

2.不安や心配ごと

 心配事が沸いてきて、寝付けないことがあります。ほとんどは一時的なことですのでたいていの場合は数日で眠れるようになります。

3.病気が原因

 ぜんそくや、夜間のかゆみ、痛みが有る場合、また、糖尿病などの生活習慣病でも不眠が起こることが有ります。主治医によく相談しましょう。 

4.ストレス

 現代は「ストレス社会」、特に対人関係で生じるストレスは、精神疲労を起こしやすく、徐々に心を病んでしまうことがあります。ストレスを避けることよりうまく付き合っていくことができるとよいでしょう。数週間不眠が続く場合は専門医に相談することが解決の近道の場合もあります。 

5.心の病

 うつ病やうつ状態、不安神経症、幻覚や幻聴を伴う統合失調症などの初期症状に、数週間の不眠が現れることがあります。夜中に中途で目覚めたり、朝かなり早い時刻に目が覚めてしまうのが特徴です。専門の精神科への受診が必要です。

6.その他

 寝る前のコーヒーやタバコなどの嗜好品、パソコンやテレビなどの視覚刺激は寝付きを妨げますからやめましょう。また、寝る前の睡眠薬かわりの飲酒は、熟眠を妨げ睡眠の質が悪くなり疲れがとれにくいためやめましょう。

 不規則な勤務の場合はとても難しいですが、できるだけ同じ時刻に床につくよう整えましょう。

●対策は、よい生活習慣と早めの受診です。

  • 規則正しい生活リズムを心がけましょう
  • 適度な運動(週に1回以上は30分以上汗をかきましょう) 
  • 食事は3食とり、主食・主菜・副菜とバランスをそろえ、腹八分目食にしましょう
  • ストレスコントロールを心がけ、上手に気分転換をしましょう
  • 昼休みの5分睡眠は、午後の活力になりますのでお勧めです
  • 身体や心の病気が原因にある場合は、早期に受診し治療を継続しましょう