肝臓がん
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 1.どんな病気?

 肝臓にできる悪性腫瘍で、最初から肝臓の組織に発生したものを「原発性肝がん」肝臓以外の場所にできたがんが転移して発生したものを「続発性肝がん」といいます。
 生活習慣病として注意したいのは「原発性肝がん」で、最近50歳代以降の男性での増加が目立っています。肝がんは進行した肝硬変に合併して起こることが多く、とくにウイルス性肝炎から慢性肝炎、肝硬変へ移行した人では肝がんの発生率が高くなります。
 症状はほとんどありませんが、他の肝臓病と同じように、だるさやおなかが張る感じなどがまれにあります。


 2.どうしてなるの?

 肝硬変の最大の原因は、肝炎ウイルス感染による慢性肝炎です。とくにC型肝炎が原因となっている肝硬変の30%に肝がんが発生することがわかっています。
 アルコール性肝障害や脂肪肝から肝硬変になった場合には、肝がんになる率は低いとされていますが、日常的に酒量が多い人がウイルス性肝炎になり肝硬変になった場合には、かなり高い確率で肝がんが発生します。

どうしてなるの?

 3.生活習慣改善アドバイス

 

<肝臓をいたわる生活のポイント>

生活習慣改善アドバイス

良質なたんぱく質をしっかり摂る

ビタミン、ミネラルたっぷりの栄養のバランスのよい食事にする

適正カロリーを心がけ、肥満を防止する

食事は3食規則正しく、朝食を抜かない、夕食は遅くならないようにする

添加物や加工食品、インスタント食品をなるべく避ける

原則禁酒とする

ストレスをためない

適度な運動をする



 4.早期発見が鍵です

 健診などの肝臓の検査で肝臓障害が疑われる場合には、腹部血管造影検査、超音波検査、CT検査、MRIなどの画像診断を受けることで、診断がつきます。また画像だけで、がんかどうかはっきりしない時は腹腔鏡で組織の一部を採取して顕微鏡で見る肝組織検査で確定診断します。進行した肝がんを治すのは困難ですが、早期に発見すれば治せる可能性があります。年に一回は生活習慣病予防健診を受けましょう。

  

どんな検査があるの?