肝硬変
BACKNEXT


 1.どんな病気?

 肝炎などの肝障害のために肝臓が何度も繰り返してダメージを受けると、組織の線維化が生じて肝臓全体に広がり、肝臓の表面がでこぼこと変貌してしまいます。この状態を肝硬変といいます。肝硬変は肝臓病の終末期の姿ともいわれ、肝臓がんのほとんどが肝硬変から発生します。
 肝硬変になって肝機能が低下するとだるい、疲れやすい、食欲不振の他、腹水やむくみなどが起こってきます。


 2.どうしてなるの?

 ウイルス性肝炎による慢性肝炎とアルコール性肝障害などが主な原因となります。
 一部の肝細胞が壊死しても、肝臓はその細胞を再生しようとする機能を持っています。しかし再生の繰り返しが長期間続いていると、傷の跡が硬くひきつれるように線維化が生じてきます。一度線維化すると元には戻らず、その部分の肝機能は失われます。線維化が一部だけに留まっている場合もありますが、進行して全体におよぶと肝臓の機能がどんどん低下し、生命にかかわってくるのです。

どうしてなるの?

 3.生活習慣改善アドバイス

 

<肝臓をいたわる生活のポイント>

生活習慣改善アドバイス

良質のたんぱく質をしっかり摂る

ビタミン、ミネラルたっぷりの栄養バランスのよい食事にする

適正カロリーを心がけ、肥満を防止する

食事は3食規則正しく、朝食を抜かない、夕食は遅くならないようにする

添加物や加工食品、インスタント食品をなるべく避ける

禁酒とする

ストレスをためない

適度な運動をする

*肝硬変は、ウイルス性肝炎やアルコール性肝障害などから進行したものなので、これらの病気にならないように予防しましょう。


 4.早期発見が鍵です

 肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、病気が進行するまではっきりした症状が出てきません。年に一回は、生活習慣病予防健診で肝臓の検査を受け肝臓に異常がないかチェックしましょう。
 また、疲れやすい、だるい、などのからだからのサインをキャッチしたら早めに専門医を受診しましょう。

  

どんな検査があるの?