直腸がん
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 1.どんな病気?

 直腸がんは、直腸(肛門までの10センチ前後)の粘膜にできた悪性の腫瘍です。腺腫性のポリープから発生するものが大部分でがん化しているものが少なくありません。結腸がんとともに最近増えているがんの一つです。
 代表的な症状は、血便です。がんの前身であるポリープが大きくなると、便秘しがちになり、便がポリープを傷つけて出血を起こします。さらに、ポリープにがんが発生して広がってくると、崩れて傷つき出血するようになります。人によっては、便通が滞る、便秘と下痢を繰り返すなどの症状もみられます。


 2.どうしてなるの?

 直腸がんは欧米に多いがんですが、最近わが国においても増加しています。その原因として、日本人の食生活の欧米化による、食物繊維の摂取不足と動物性脂肪の摂取増加があげられています。また、直腸は、便の滞留時間が長いため、腸壁に傷をつけてしまうことが多く、さらに排便時の硬い便の刺激がさまざまな刺激となり、がんの前身であるポリープを発生させる原因になると考えられています。便秘ぎみの人は要注意です。

どうしてなるの?

 3.生活習慣改善アドバイス

生活習慣改善アドバイス

食物繊維を豊富に含む、野菜、いも類、穀類、茸類、海草類などを積極的に摂る

主食はなるべくご飯にする

動物性の高脂肪・高たんぱくの食物を避ける

1日3回決まった時間に食事をする

禁煙する

お酒は適量を守る

規則正しい排便習慣を身につけ、便意を我慢しない

生活リズムを整え、毎日適度な運動をする

 

 4.早期発見が鍵です!

 大腸がんは早期がんのうちに発見し、患部を取り除けば、ほぼ100%完治するがんです。このため、年に一度の「免疫便潜血反応検査(2日法)」はとても重要です。便潜血反応検査で(+)と出た場合には、大腸X線検査や大腸内視鏡検査が行われます。ポリープがあれば、内視鏡でポリープ全体か部分を採取して、組織検査を行い、良性か悪性かを診断します。
 直腸がんの場合、肛門からの出血を痔と間違えて発見が遅れるケースが少なくありません。肛門から出血があった場合には、自分勝手な判断はせずに消化器内科を早めに受診することが大事です。

  

どんな検査があるの?