結腸がん
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 1.どんな病気?

 大腸のうち、結腸(上行、横行、下行、S状)にできた悪性の腫瘍を結腸がんといいます。最もがんができやすいのは、直腸に近いS状結腸で、下行結腸、横行結腸、上行結腸の順に少なくなっていきます。
 腸の表面は上から、粘膜、粘膜筋板、粘膜下層筋層、筋層、漿膜下層という5つの層に分かれていますが、このうち、がんが粘膜内もしくは粘膜下層にとどまっているものを「早期結腸がん」、筋層以下にまで進んでいるものを「進行結腸がん」といいます。
 結腸がんの初期症状の代表的なものは血便です。便が病巣を通過する際に病巣をこするため、便の周りに血が筋のようについたり、便の中に血が混じったりして便が黒っぽくなったりします。さらに進行すると、便秘と下痢を繰り返すなどの便通異常や残便感、腹痛・腰痛・肛門痛、腹部膨満感、貧血などの症状が現れます。

どんな病気?

 2.どうしてなるの?

 結腸がんは欧米に多いがんですが、最近わが国においても増加しています。その原因として、日本人の食生活の欧米化による、食物繊維の摂取不足と動物性脂肪の摂取増加があげられます。
 また結腸がんがS状結腸や下行結腸に多いのは、小腸から送られてきた内容物(便のもと)は、上行結腸に入った時にはまだ水のような状態ですが、下部の下行結腸からS状結腸にかけては特に硬くなるために腸壁を傷つけてしまうことがあります(便になる)。さらに、硬くなった便が滞留時間が長くなることも悪影響を与えると考えられています。便秘ぎみの人は要注意です。

どうしてなるの?

 3.生活習慣改善アドバイス

生活習慣改善アドバイス

食物繊維を豊富に含む、野菜、いも類、穀類、茸類、海草類などを積極的に摂る

主食はなるべくご飯にする

動物性の高脂肪・高たんぱくの食物を避ける

1日3回決まった時間に食事をする

禁煙する

お酒は適量を守る

規則正しい排便習慣を付け、便意を我慢しない

生活リズムを整え、毎日適度な運動をする



 4.早期発見が鍵です!

 大腸がんは早期がんのうちに発見し、患部を取り除けば、ほぼ100%完治するがんです。このため、年に一度の「免疫便潜血検査(2日法)」はとても重要です。便潜血反応検査で(+)と出た場合には、大腸X線検査や大腸内視鏡検査が行われます。ポリープがあれば、内視鏡でポリープ全体か部分を採取して、組織検査を行い、良性か悪性かを診断します。

  

どんな検査があるの?