肺気腫(病気の知識 「肺」)
|
1.どんな病気?
|
|
肺には、何億個もの肺胞がぶどうの房のようについていて、絶えず伸縮を繰り返しながら空気の出し入れをしています。この肺胞を包むように微少な血管が張り巡らされ、呼吸で吸い込んだ新鮮な空気から血液中に酸素を取り込み、いらなくなった二酸化炭素と入れかえるというガス交換が行われています。 肺気腫とは、肺胞の細胞が壊れて弾力性がなくなり、小さな肺胞がどんどん膨れて肺胞どうしの境界線がしだいになくなり、隣り合った肺胞がどんどん合わさっていき、いずれ大きな気腔を形成し、ガス交換ができにくくなる病気です。 症状は、息切れ、呼吸困難で、入浴中や労作時に強まる傾向がまず最初に現れ、咳、痰、むくみ、頭痛のほか、バチ状指やチアノーゼが現れることもあります。病状が進むと、胸の周囲が樽状に広がって、口をすぼめてゆっくりと息をするようになります。
|
|
2.どうしてなるの?
|
|
肺気腫は、肺組織の老化や慢性の気管支炎、そして大きな影響があると考えられる喫煙と大気汚染の継続的な刺激などが複雑に絡み合い、何十年もかかって病巣が形成され、肺胞の細胞が破壊され続けられます。肺組織の老化が始まる40歳代、50歳代のころにようやく発症すると考えられています。
|
 |
|
3.生活習慣改善アドバイス
|
| ● |
換気をよくし、室内の空気を清潔に保つ
|
|
●
|
喫煙者はまずたばこをやめる(職場や家庭に喫煙者がいる場合は、空気清浄機をつけるなどの工夫する)
|
|
 |
|
4.早期発見が鍵です!
|
|
息切れや呼吸困難などの症状は他の呼吸器の病気でも現れる症状なので、肺気腫かどうかを調べるために、胸部X線検査と肺機能検査を行います。肺機能検査では、1秒間に吐き出すことのできる空気量や肺活量などを測定します。さらに詳しく調べるためにCT検査(コンピュータ断層撮影)を行うこともあります。
|
どんな検査があるの?
登録日: 2008年10月1日 / 更新日: 2008年10月2日