からだの化学工場“肝臓/胆のう”

menu NEXT
脂肪肝 アルコール性肝障害 A型肝炎 B型肝炎 C型肝炎
慢性肝炎 肝硬変 肝臓がん 胆石症 胆管(胆のう)炎
胆管(胆のう)がん        


 肝臓は、体の中で一番大きい臓器で、腸で吸収された栄養分を運搬する門脈や、心臓から血液を運ぶ肝動脈が集まり、体外から摂取した栄養分をからだが使いやすいように処理する「代謝機能」や、からだに不用なものを体外に排出しやすい形に変える「解毒機能」、そしていざという時のために栄養素を分解して肝臓に蓄える「貯蔵機能」など、生命活動を維持する上でもきわめて重要な働きをしています。また、肝臓は臓器の中で唯一再生機能を持っており、手術で5分の1切り取っても元に戻る能力を持っています。さらに肝臓には、胆汁を生成し胆管を通し十二指腸に分泌して腸の消化吸収を助け、不用な脂溶性の老廃物を体外に出す「排泄機能」があり、この胆汁を濃縮し貯蔵しているのが胆のうです。
 このように、肝臓と胆のうは私たちのからだの化学工場、ともいうべき働きを担っているのです。


肝臓


知りたい病気名をクリックしてください。

1.脂肪肝

 

肝臓が腫れて右上腹部に触れるようになる。全身倦怠感、上腹部の不快感、膨満感など。

脂肪肝

2.アルコール性肝障害

 

(アルコールによって起こる脂肪肝や肝硬変、肝炎の総称)

脂肪肝:
全身の倦怠感、上腹部の不快感、膨満感。手足に赤い斑点が出ることも。

アルコール性肝障害

肝硬変:
腹水、黄疸、体重減少、くも状血管腫、手掌紅斑など。

肝炎:
吐き気、 下痢、上腹部の痛み、発熱、腹水、黄疸なども。


3.A型肝炎

 

風邪のような症状で始まり、熱が出たり体がだるくなり、食欲もなくなる。やがて黄疸が出る。

A型肝炎

4.B型肝炎

 

初めは風邪や急性胃腸炎に似た症状が起こり、やがて黄疸が出る。

B型肝炎

5.C型肝炎

 

A型やB型と同じく、風邪のような症状で始まるが、一般にその出方は軽い。黄疸が出る場合と出ない場合がある。

C型肝炎

6.慢性肝炎

 

自覚症状があまり現れない。進行すると、全身倦怠感や食欲不振が出る。

慢性肝炎

7.肝硬変

 

初期はだるさ、疲労感、むくみ、食欲不振など。進行すると黄疸や腹水も。

肝硬変

8.肝臓がん

 

初期には特別な症状はなく、だるさやお腹が張る感じ程度。進行すると肝臓が腫れて 外から瘤状のしこりがわかることもあり、腹痛や黄疸も。

肝臓がん

9.胆石症

 

上腹部から右わき腹にかけて突然起こる激痛。

胆石症

10.胆管(胆のう)炎

 

右わき腹の痛み、発熱、黄疸など。

胆管(胆のう)炎

11.胆管(胆のう)がん

 

初期は無症状。進行しても胆石症や胆のう炎と同じ症状。腹痛、食欲不振、吐き気、発熱、軽度の黄疸など。

胆管(胆のう)がん

肝障害の移行 肝障害の移行