乳がん
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1.どんな病気?

 乳房には、乳汁を分泌するための乳腺がはりめぐらされており、この乳腺にできる悪性腫瘍が乳がんです。乳がんは、女性のがんとしては胃、子宮についで3番目に多く、年々増加の一途をたどっています。21世紀には1位になるものと予想されています。40~50歳代の女性に最も多く、ついで60歳代、30歳代。なかには20歳代で発病する場合もあります。
 乳がんは、進行するとわきの下のリンパ節に転移したり、血流にのって肺や骨など他の臓器に遠隔転移を起こしやすいがんですが、早期発見すれば治る確率の高いがんでもあります。月に1度の自己検診を怠らないように注意しましょう。

 

2.どうしてなるの

 はっきりとした原因は不明ですが、年齢や生活習慣のリズムの乱れなどにより、卵巣から分泌されるエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンのアンバランスが乳がんの発生・進行を促しているといわれています。
 また、データによると「初潮が早い」「閉経が遅い」「出産をしていないか、高齢初産」「肥満」などのタイプの人の罹患率が高いといわれています。

どうしてなるの
 

3.生活習慣改善アドバイス

毎月一回は自己検診を行う

1日3食、バランスのよい食生活を心がける

緑黄食野菜を積極的に食べる

肉の食べ過ぎに注意する

太り過ぎに注意する

禁煙をする

大酒をしない

生活習慣改善アドバイス

 

4.早期発見が鍵です!

 乳がんは早期発見がとても大切な病気です。
健診では医師による視診・触診を行います。乳房やその周囲にしこりやひきつれなどの変化が見られた場合は、さらに乳房の中を写し出すマンモグラフィー(X線検査)や超音波検査(乳房中に超音波を発信して画像化する検査=エコー)を行い、腫瘍の有無や場所を診断します。しかし最も重要なのは自己検診です。乳がんは自分で触れることのできる数少ないがんです。自己検診の方法を覚えて、毎月1回、乳腺の張りがひいている月経終了後に自己検診を実行しましょう。

 
乳がんの自己検診法

乳がんの自己検診法   乳がんの自己検診法
1.

鏡の前で腕をおろした状態で、乳房や乳首にくぼみや左右の形が違っていないかチェックする。次に両手を上げて同様に観察する。



 
2.

指の腹でなでるように円を描きながら、しこりの有無を調べる。

乳がんの自己検診法   乳がんの自己検診法
3.

指の腹に軽く力を入れ、肋骨と平行に外側から内側へ移動させしこりがないかチェックする。上下左右にずらしてみる。


 
4.

起きた状態やイスに座って調べる時は、触るほうの腕を上げ、2や3の方法で行う。

乳がんの自己検診法   乳がんの自己検診法
5.

仰向けに寝て行う時は、肩の下にクッションなどを入れ、触るほうの腕を頭の下に置き、脇の下を伸ばした状態で2や3の方法で調べる。

 
6.

最後に乳首をつまみ、分泌物が出ていないかをチェックする。血性の分泌物は要注意。

  

どんな検査があるの?