国健康保険協会和歌山支部の平成24年度健康保険料率につきましては、現在の保険料率9.51%より0.51ポイントアップの10.02%に引き上がる見通しとなりました。

  

   協会けんぽの支出の約4割に上る高齢者医療への拠出金や加入者への医療給付費の伸びに被保険者の総報酬額の伸びが追いついていないため、加入者・事業主の皆さまに「4年連続の保険料率の引上げ」、「10%を超える保険料率」をお願いせざるを得ない状況になりました。

全国健康保険協会和歌山支部の平成24年度健康保険料率につきましては、本年3月分の保険料(4月納付分)から、10.02%へ保険料率を引き上げざるを得ない見通しとなっています。

※あくまでも見込みの保険料率であり、2月上旬に厚生労働大臣の認可を受けてからの正式決定となります

                        プレスリリース [225KB pdfファイル] (平成24年1月31日)

 健康保険料率:和歌山支部

<今まで>9.51% ⇒ <平成24年3月分~>10.02%

( 参考:全国平均 9.50% → 10.00% )

 介護保険料率(全国一律)

<今まで>1.51% ⇒ <平成24年3月分~>1.55%

(40歳以上65歳未満の方が該当します)

※任意継続被保険者は4月分(4月10日納付期限分)からとなります。

   

 ■保険料負担例:標準報酬月額26万円

健康保険料 24,726円→26,052円 労使で月額 1,326円増 労使で年額 約17,729円増
介護保険料 3,926円→4,030円 労使で月額 104円増 労使で年額 約1,390円増

    ※年額は平均賞与1.37ヶ月分として試算

 更に細かく標準報酬月額で11段階に分けた場合の負担例を一覧にしました。こちら [33KB pdfファイル] をご参照ください。 

 

保険料率引き上げの背景

 協会けんぽの財政状況は、保険料率の大幅引き上げを行わざるをえなかった昨年に引き続き、医療費の増加保険料収入の減少の傾向が続き、また高齢者医療への拠出金等から大変厳しい状況となっています。

 協会けんぽでは国庫補助を16.4%から法律上の上限である20%に引き上げるよう国に求め、保険料率の上昇をできるだけ圧縮するよう要請を続けてまいりましたが、残念ながら平成24年度の国庫補助率は据え置きとなりました(16.4%)。

医療費の増加

・協会けんぽの支出のうち、最も大きな割合を占める医療費の増加傾向は近年一層大きくなっています。少子高齢化が進んでいることもあり、この傾向は今後も続くと考えられます。

保険料収入の減少

・厳しい経済状況を反映して、加入者の方の賃金は平成23年度も大きく伸びることはありませんでした。これに伴い、保険料収入も落ち込んでいます。

高齢者医療への拠出金

協会けんぽの支出のうち、およそ4割近くを高齢者医療への拠出金等が占めています。        現行の高齢者医療制度が保険料引き上げの最大の要因となっています。

 

保険料率決定の仕組み

平成21年9月より、協会けんぽの保険料率は都道府県ごとに異なり、支部ごとの事業状況を反映する仕組みとなっています。

保険料率は、協会けんぽの支出と収入を均衡させるために、不足分の収入を補うために決定されます。

協会けんぽの主な支出は保険給付費(全体の約60%)と高齢者医療制度等各制度への拠出金(全体の約38%)、業務費等(全体の約2%)です。

一方で主な収入は国庫補助金と保険料収入であり、保険料率を上下させることによって、収支の均衡をはかることになります。

和歌山支部では今後も、支出を減らし、収入を増やす努力を続けていきます。