新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。皆様方には良き新春をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。さて、昨年は未曾有の大災害に見舞われ、被災された方にとりまして、大変な年となりました。新しい年を迎え、まだまだ傷痕が癒えない中で、一日も早い復興をお祈りいたします。
また、経済問題も国内外を問わず、混迷の度を益々深めております。当協会けんぽも高齢者医療制度への拠出金の増加や保険料収入の減少のため、厳しい財政状況となっております。そのため今年も保険料率の引き上げを余儀なくされており、事業主ならびに加入者の皆様方には大きなご負担をおかけすることになります。私どもといたしましても、国庫補助の増額を政府や与党に要請しておりますが、実現は容易ではありません。また、ジェネリック医薬品の使用促進など医療費の適正化も進めておりますが、毎年1兆円規模で膨れ上がる医療費にとても追い付けない状況です。今後とも制度のあり方など皆様方のご支援をいただきながら検討し、国政に反映させるよう努力をしてまいりたいと存じます。
高齢化に伴う社会保障を中心とした我が国のコスト増に対し、持続可能な選択肢は多くはありません。給付の抑制、負担増という大きな痛みを私たちは覚悟せざるを得なくなっております。
新年早々、重苦しい話をさせていただきましたが、長い歴史を見ても大変な時代こそ、新しい社会システム構築のための変化点となります。一人ひとりが英知を出し合い、新しい時代を創造するという気概を持ってこの1年を頑張っていかなければならないと考えております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
全国健康保険協会神奈川支部
支部長 大瀧順一



