~厳しい財政状況続く、累積639億円の赤字~

 協会けんぽの21年度末の累積赤字は3,179億円で、借入を行いながら24年度末までに解消する方針です。皆さまから納めていただいた保険料などの収入と皆さまへの医療サービスや高齢者医療への拠出金などの支出の収支差を赤字償還に充てることにより、22年度末の累積赤字は639億円に減りました。

 以下の表は平成22年度の健康保険(医療分)の決算見込みを示したものです。また、収支に占める割合の大きい項目(➊~❹)に関する内容を以下に記載しています。

 

 

22年度決算

医療分見込み

収入

保険料  

国庫補助金等  

その他

6兆7,343億円

1兆 543億円

    286億円

7兆8,172億円
支出
 

保険給付費  

医療給付費

現金給付費

高齢者医療への拠出金等  

業務経費・一般管理費等

加入者の健診・保健指導経費

協会事務費

その他

4兆6,099億円

4兆 912億円

5,188億円

2兆8,283億円

1,250億円

630億円

345億円

275億円

7兆5,632億円
収支差  2,540億円
準備金残高(累積赤字) ▲639億円

※端数整理のため、計数が整合しない場合があります。

※より詳しい決算の内容は、こちらをご覧ください。

 

 

1 保険料

  収入の86.1%を占める保険料は、加入者の皆さまの給与水準(標準報酬月額)をもとに決められます。給与水準は前年度比▲1.4%となり、下落傾向に歯止めがかかりませんでした。
 

2 国庫補助金等

 収入の13.5%を占める国庫補助金等は、加入者の皆さまが医療を受けた際に協会けんぽ(健康保険)から医療機関に支払われる医療費などに対する国からの補助金です。
 

3 保険給付費

 協会けんぽから医療機関に支払われる医療給付費(54.1%)と加入者の皆さまが病気で職場を休んだ時や出産した時などに支払われる現金給付費(6.9%)を合わせた保険給付費は、支出の61.0%を占めます。加入者一人当たり平均保険給付費は前年度比3.3%増となりました。
 

4 高齢者医療への拠出金等

 支出の37.4%を占める拠出金等は、高齢者の方の医療費をまかなうために後期高齢者医療制度(75歳以上の方が加入する保険)などへ支出されるものです。

 

 

 協会けんぽでは、皆さまの健康水準の向上と良質で効率的な医療サービスを受けていただけるようにするとともに、今後の保険料の上昇を抑えていくための取組みを進めています。私どもは、加入者・事業主の皆さまにとって、より良い健康保険となるよう、皆さまとともに進めていきたいと考えております。今後とも皆さまのご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。