メタボ リスクからの脱出を目指す
 特定保健指導の現場から ~現場からTがお伝えします~

 当支部の保健師13名は、指導対象となられた皆さまの現場へ出向き、特定保健指導をさせて
いただいております。(平成24年度の特定保健指導実施目標を45%としています。)

「特定保健指導」では、健診結果をもとに

皆さまがご自身の健康状態を把握しながら

よりイキイキとした毎日を送ることができる

よう、無料で全面的にサポートいたします。

 

 「実際の指導がどのように行われるか」という

 質問が多数寄せられていることから、このたび

 特定保健指導の積極的支援の対象となった

 当支部職員Wさんにスポットライトをあて、

 「特定保健指導」の現場をお送りします。

 

 「特定保健指導」って?

 

 特定保健指導とは、生活習慣病予防健診

(特定健診)を受けた後に、

 生活習慣の改善が必要な方に行われる

 保健指導のことです。

 

  詳しくはこちらから

●今回「積極的支援」を受けるWさんとは? 

Wさん 

見た目には全く問題のないWさんですが、
健診の結果、「メタボリックシンドロームのリスクが高く、積極的支援の対象者」という判定を
受けてしまいました。

 これからの6か月間、Wさんと保健師さんとの間にどういったやりとりがあり、どんな目標を立て、
 どう取り組んでいるかを、現場からできるだけ忠実にお伝えしていきたいと思います。


レポートNo.1 平成23年1月26日(天気 雪(荒天気味) 

【初回】個別面談    ※注意…面談には20~30分かかります。  

ビール飲みたい

今日は特定保健指導スタートの日です。

Wさんは、やや緊張気味の様子。

いつも笑顔の保健師Yさんは、今日も魅力たっぷりな笑顔で

ご挨拶。

お互いの自己紹介の後、いよいよ保健指導における初回面談

がスタートしました。

保健師   健診結果を見て、これまでに何か、ご自分でチャレンジしたことはありますか?
Wさん   夜、ビールを飲むときは主食をとらないようにしています。
(普段は19:00~20:00に夕食。入浴後、夏はビール、冬は焼酎。つまみなし)
また、ジョギングにもチャレンジしました。
保健師   効果はありましたか?
Wさん

 

もったいない

あまりないです。夕食を余らせるともったいないと思って、ついつい食べてしまいます。
ジョギングも月に2回、30分から1時間程していましたが、雪が降ってしまうと屋外の
スポーツができなくて。運動は、遊びで山登りやスキー、バドミントン、野球などを
します。体を動かすのは、苦にならないですよ。
保健師   缶コーヒーは飲みますか?他にも何か飲んでいるものはありますか?
 Wさん    朝、ブラックコーヒーを飲みます。日中は「ミルミルS」ですね。
 保健師    健診結果を見て、どう思われましたか?
 Wさん  

 毎年2キロずつ増えてきているし、腹まわりも太くなって、体型が気になりだしました。

ぜひとも体重を落としたいですね。

保健師 

 

 それはいい!

 体型を気にするのは、向上心のある証拠ですよ。

(健診結果について、ひとつひとつ説明)

どうすればいいと思いますか?

 Wさん    食べ過ぎないことかな、と。夜に食べる量を減らしたら何とかなるんじゃ…。
 保健師    実行できそうにないことはやめて、できそうなことから始めたほうがいいと思いますよ。
 Wさん    ビールは飲みたいし、ミルミルSは体に良いと思って飲んでいるのでやめたくないです。
 保健師    どれくらいの期間をかけて、どれくらい減らしたいと思いますか?
 Wさん    68キロがベスト体重で、今73~4キロあるから、3ヶ月程で5~6キロ減らせれば。
 保健師  

 どうしたら減らせると思いますか?

 例えば食事だと、食事の前に野菜をとるとか、腹八分目の前に終わるとか。

 無理な目標をたてても続かないと困るので、体を動かすということを中心に考えて

 みてはどうでしょう?

 Wさん    雪が積もっているから、なかなか走るのは難しいです。
 保健師    ずっと続けていただきたいので、具体的に「できること」を考えましょう!
 Wさん    家に「レッグマジックX」(室内運動器具)があるから、やってみようかな。
 保健師  

 1日にどれくらいできそうですか?時間を決めずに、乗るだけでもいいんです。何分でも、

いつやっても効果がありますよ。

 Wさん  

 それなら、夕飯を食べた後、入浴の前に。一日おきにすることにして、週に3日程なら

 なんとかできそうな気がします。

 保健師  

 「毎日体重を量る」こともプラスして、「食べる量を減らすよう心がけて」みてはいかが

 でしょう。

 (プランの提示)

 半年にわたって続けてみましょう。電話やお手紙で、時々様子を伺わせてくださいね。

 Wさん    仕事の昼休憩時間、携帯電話にかけてもらってもいいですか?
 保健師  

 郵便のあて先も電話の時間も、自由に決めていただいていいですよ。

 (体重シートの書き方の説明)

 Wさん    それではこれから6か月間、よろしくお願いします。
 保健師    はい。一緒に頑張っていきましょう。

 

 

~1回目の面談で決めたこと~

 

 ○目標

3ヶ月かけて、体重を5~6Kg減らし、

68Kg以下にする

 ○具体策

・夕食の量を減らす

・レッグマジックXに乗る

・毎日体重を量る

 

 保健師さんは、

「おかずの食べ過ぎではないか」

「運動量が足りないのではないか」と

『本人が自分で気づく』きっかけ作りを

されていたように思います。

 

「全部受け止めてもらえる心地よさ」を

保健師さんから感じました。

 これは続けていける予感がします。

次回、2月9日の報告が楽しみですね。 

 

今月の保健師さんの愛のお言葉 

「とりすぎたな」と思ったら、減らせばいいんですよ

※つい、甘い飲み物を飲んでしまったら、

ゴルフボールぐらいの大きさ分のご飯を、いつもより減らせばいいんです!

  

レポートNo.2はこちらから