電力不足が懸念される今年の夏は、節電を意識することが大切です。しかし、節電を意識するあまり健康を害することのないよう、気温や湿度の高い日には、熱中症に十分注意してください。熱中症は、屋外の炎天下で運動している時に起こりやすいのですが、室内でも条件によっては起こることがありますので、こまめに水分補給を行うことが重要です。特に、小さなお子様や高齢者の方は注意が必要です。
熱中症の予防について、正しい知識を身につけ、暑い季節を乗り切りましょう。 

◆熱中症予防のポイント

熱中症の対処は一刻も早く熱をとることが大事です。

「2時間処置が遅れると、死亡率は50%を超えてしまう」そうです。

<服装を工夫する>

  • 風通しが良く、汗が乾きやすい服を着る
  • 襟元がしまっていると通気性が悪くなる
  • 太陽光を吸収しやすい黒系の色は避ける

 <適度な休息>

  • 屋外で体を動かすと30分で400ccの汗が出るので、外出の際、水分は必ず持ち歩く
  • のどの渇きを覚える前に、早め早めの水分補給をする

 

◆夜の熱中症対策

直射日光を避けられる屋内でも熱中症になります。この時期は寝ているだけで約300mlの汗をかき、暑さをがまんして寝ていると約500mlもの汗をかきます。暑い時期には就寝前に300mlを目安に水分を補給しましょう。

 

◆熱中症予防ドリンク

「杏林大学病院 高度救命救急センター」のスタッフを中心に発足されたプロジェクトチームが開発した、熱中症を予防するスペシャルドリンク。家にあるもので簡単に作れて、美味しさにもこだわったものだそうです。

<材料>

 水:500ml弱  塩:0.75g  蜂蜜:大さじ1  レモン汁:大さじ1

<作り方>

  1. 塩0.75gという僅かな量を計測するには割り箸を使用
  2. 割りばしの先から1cmの所に印をつけて、塩を乗せると約0.25gなので3回水の中に入れる
  3. 次に蜂蜜を加える(乳児が飲む場合は砂糖小さじ2で代用)
  4. レモン汁も加えて混ぜれば完成

 

◆スイカと塩で熱中症予防

スイカと塩の組み合わせが熱中症予防に効果的です。スイカには、水分・糖分・ミネラルが入っているが、唯一足りないのがナトリウム。そのため、スイカ100gにたいして食塩を2ふりすると、80mgのナトリウム量となり、スポーツドリンクに匹敵するナトリウムが摂取できます。

 

熱中症に関する情報リンク等

リーフレット「熱中症を防ぐために~国民の皆様に取り組んでいただきたいこと~」(厚生労働省ホームページ)

リーフレット「熱中症~思い当たることはありませんか~」(環境省ホームページ) 

◆「熱中症」については、「協会けんぽ キラ☆キラ健康サポート(TBSラジオ)」でも情報をお伝えします。

放送日:平成23年7月18日 ・25日(月)14:30~